衛星携帯向けサービス
インマルサットGSPSのご利用制限に関するご注意
インマルサットGSPS衛星携帯電話は、大規模災害時における衛星携帯電話の有用性が2011年の東日本大震災において改めて認知され、災害に対する備え等として総務省により法制度化されたサービスです。電波天文観測への影響を回避するため、下記のフローチャートに従って適正なご利用をお願い致します。
注 : ※1から※4については、クリックして頂くと詳しい説明がご覧いただけます。
※1 利用制限エリアについて
※2 災害時のご利用
大規模な災害(暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火、原発事故)もしくは動乱・テロ等により通常の連絡手段が使用できないときは、特に連絡窓口への連絡なく使用する事ができます。
※3 人命に係る緊急時のご利用(大規模災害時以外)
山岳遭難、火災、車両事故、航空事故等の、個別に発生した人命に係る緊急時の場合は、ご利用の事後(おおむね1週間以内)に下記連絡窓口へのご連絡が必要です。
- 【連絡先】
- 国立天文台周波数資源保護室
- メールアドレス : satmobile-nro”@”ml.nao.ac.jp
(メールアドレス中の ”@” は”を削除の上、お使いください)
件名を「利用制限エリア内での衛星携帯電話の緊急時使用報告」とし、下記事項をご連絡ください。
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- ■ご利用の用途
- 人命に係る緊急時の具体的内容をご記入ください
- 記入例:山岳遭難、火災、車両事故、航空事故
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- ■日時
- 使用された時間帯までご記入ください
- 記入例:2013年10月3日15時10分―15時13分、15時35分―15時40分
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- ■ご利用場所
- Webページの「利用制限エリア詳細一覧」の記載内容に従って、
ご使用場所の利用制限エリア名をご記入ください。 - 記入例:○○県□□市△△など
- ■代表者のお名前、ご連絡先(電話、電子メール)
- ■ご購入事業者名
- ■衛星携帯電話端末の機種名(Isat Phone PROなど、お手持ちの機種名)
※4 フローチャートに沿わない誤ったご使用をされた場合
事後処理が必要ですので、satmobile-nro”@”ml.nao.ac.jpへご連絡ください。
(メールアドレス中の”@”は”を削除の上、お使いください)
ご利用制限に関するQ&A
- なぜ利用制限エリアがあるのですか?
- 衛星携帯電話は、地上から遠く離れた(高度約3万6千km)の静止人工衛星に電波を送信するため、強い電波を出します。この電波が、微弱な宇宙からの電波を受信する電波天文観測所での観測に影響を与えないためです。
- 事後連絡(利用状況報告)をすれば、利用制限エリア内でも衛星携帯電話を使用できますか?
- いいえ、原則としてご使用できません。使用可能なケースは、1)災害時(事後連絡不要) 、2)人命に係る緊急時のご利用(大規模災害時以外)(事後連絡必要)、3)3月、9月の防災訓練期間(事後連絡不要) となっております。各項目についての詳細はこのホームページ内に記載しております。
- 衛星携帯電話端末を使用しないということは、どういう状態のことですか?
- 電源がオフであることです。電源がオンの状態では自動的に端末は電波を発射します。
- 衛星携帯電話端末の発着信の動作テストは、使用予定の場所で行う必要がありますか?
- いいえ。日本全国(屋外)で衛星との通信が可能ですので、衛星携帯電話の動作テストは利用制限エリア外で出来ます。
- 利用制限エリア内に職場があり、合同防災訓練ができないのですが?
- 利用制限エリア内においても衛星携帯を利用して防災訓練を実施頂けるよう、防災訓練指定期間を年に2回設けております。利用制限エリア内ではこの期間中に限定して使用をお願い致します。防災訓練指定期間外におきましては、利用制限エリア外にての参加をお願い致します。
- この利用制限の内容は、どの通信事業者でも同じですか?
- ご契約の通信事業者に関わらず、条件は全て同じとなります。また、ご利用の際の連絡窓口も同じです。
- ホームページを読んでも、まだよくわからない点があるのですが?
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ご不明な点は、下記当社連絡先までお問い合わせください。
※事後連絡の連絡先、利用制限エリア等は今後、変更となる場合がございます。最新情報は本ウェブページにて掲載致します。